2008年8月20日水曜日

緊急事態?

事務所の引越し作業をしていた数ヶ月前のことです。
住宅街の2階のベランダから、年老いた女性が大きな声で「助けて~知らない人が家の中にいる」と叫んでいました。
ただ事ならない状態をみて近づくと、周りには中年のおばさんが二人、郵便局の配達のおじさんがホウキを持って立っていました。その郵便局のおじさんが私を見つけると「急ぎの配達がありますのでお願いします。警察には電話してますんで」といって私にホウキを渡し去って行く。ホウキを渡された私、さあどうする。10秒位の間にいろいろ考える。
「家の中に入っていきなりナイフで刺されたら」「コソ泥にはいるヤツなんて大したこと無いで」「一度は悪いヤツを捕まえたいな」「先制攻撃やな、キックではいるか」

結局ホウキを持たずに勢いで家の中に入る。
「コラーどこじゃー」と叫びながら進攻(コッソリ行くのは逆に不安)1階は誰もいない、階段を上がり2階へ進攻、誰もいない。
ベランダを見るとおばあさんが震えていた。私が「誰もおれへんで」 おばあさん「おった。全部みてくれた?」「見た、見た」取り敢えず手を繋ぎ外へ非難させた。それから私は、その後の事情徴収などが面倒なので周りの人に「誰もいてませんでしたよ」とだけ言ってその場を去りました。
結局なんだったんでしょうか?